遺言イメージ

遺産を甥と姪に残す遺言書を作成しました

私は結婚した経験が一度もないので、夫も子供もいません。
両親は何年も前に他界していますので、私が死んだら私の財産は弟に渡ることになります。
財産と言っても、現在住んでいるマンションと少々預金がある程度なのですが、できれば弟には渡したくないと考えました。
弟は今となっては私にとってたった一人の肉親ですが、昔から無類のギャンブル好きだったために、家族に迷惑ばかりかけてきました。
それでも良い女性と巡り会うことができて結婚したので落ち着いてくれるのではないかと期待したのですが、落ち着いていたのは結婚当初だけで、すぐにまたパチンコや競馬などにお金をつぎ込んでしまうようになりました。
生活費までギャンブルつぎ込んで、それでも飽き足らずサラ金から借金までしてしまったので、当然のことながら結婚生活を続けていくことができなくなってしまいました。
私の実の弟ですが、あのような状態であれば、奥さんに見捨てられてしまうのは当然のことだと思います。
弟には2人子供がいましたが、離婚後その子供たちは奥さんに引き取られました。
ギャンブルに明け暮れる父親が子供をきちんと育てられるわけはありませんので、これもまた当然のことだと思います。
ただ、赤ちゃんの頃から私にもなついていたので、可愛い甥っ子や姪っ子に会えなくなってしまうのはとても残念でしたし、両親も孫に会えなくなって寂しがっていました。
でも、当の弟自身は、離婚後も改心することなく、相変わらずギャンブルから抜け出せずに自堕落な生活を送り続け、両親は死ぬまで弟の尻拭いに追われていました。
なので、両親が亡くなった後は、完全に絶縁状態になっています。
そんな弟ですので、もし私が死んで遺産が手に入るようなことがあれば、全部ギャンブルにつぎ込んでしまうであろうことは火を見るよりも明らかです。
私自身まだ40代ですので、今すぐ死んでしまうようなことはないと思いますが、明日のことは誰にもわかりません。
弟に遺産を相続させることはお金をドブに捨てるのと同じことですので、何とかそれだけは避けたいと考えました。
そこで思いついたのが遺言書を作る方法です。
本当は弟を相続人から廃除してしまいたいと思っていたのですが、ギャンブル狂いだからという理由程度では廃除できないそうなので、甥っ子と姪っ子に遺贈する内容の遺言書を作成しました。
そのようにしておけば、法定遺留分のない弟には1円も渡さずに済むようです。
弟に残すくらいであれば、幼い頃「おばちゃん、おばちゃん」と慕ってくれた可愛い甥っ子と姪っ子に残してやりたいと考えました。
多分、親の離婚で苦労したと思いますので、せめてもの罪滅ぼしです。

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